ペット可の賃貸マンションには、ペット共生型もあり、そういった場所で、愛犬サークルを立ち上げたりすると、犬を飼う楽しみも広がります。ペット可の賃貸マンションで望ましいのは、バリアフリー設計で、２４時間換気が標準のものです。トイプードルやチワワなどの小型犬は、関節や骨が弱くて、階段や段差があると怪我をすることもあります。留守番が多くなるなら、換気にも気をつけたいところ。どんな家でも、ワンちゃんの居場所となる『ハウス』が必要です。『ハウス』には、おもちゃなどワンちゃんのお気に入りを置いて、安心できる場所にしてあげましょう。せっかくペット可の賃貸マンションを借りるのなら、ワンちゃんが健康的に過ごせるように動物病院も近くにあって欲しいものです。動物病院というのは、新しい知識をもっていること、病院院内が清潔なことは当然ですが、良い動物病院かどうかというのは、ペットと飼い主との相性にも寄るので難しいところです。その病院や獣医師が合うかどうかというのは、健康診断などで元気なときに行ってみるべきだそうです。平静な状態で、獣医師と話してみるというのは大切なことです。その医師が動物にどのような考え方を持っているか、飼い主への配慮はあるか、スタッフの対応といった総合的なことを判断しましょう。ワンちゃんにも寿命があります。とくに老犬になってきら気をつけたいのが、介護です。犬は人間の４〜７倍の速さで成長すると言われています。飼い主より早く年を取ります。老犬の時期になるにあたって、かかりつけ医をつくりましょう。犬にとって一番の幸せは住み慣れた家で家族に見守られながら最期を迎えることだと忘れないでください。